目が見えない・見えにくい人のためのICTセミナー(令和3年度 第3回)のご報告

 令和3年7月11日(日)に、香川県社会福祉総合センター6階 第1研修室において、目が見えない・見えにくい人のためのICTセミナー(令和3年度 第3回)を開催いたしました。参加者はサポーター含めて16名でした。

 今回の基礎講座のテーマは「文字入力の仕方」でした。


 最初の声出しで、スマホでラジオのアーカイブを使うなどして読書をしているというお話や、ボイスオーバーで操作時に、画面が真っ暗になってしまったり、読み上げをしなくなったりしたというお話がありました。

 読書の件については、「ラジルラジル」や「ラジコ」などのタイムグリー機能の使えるアプリの紹介、デイジーのアプリ「ボイス オブ デイジー」の紹介などをさせていただきました。

 画面が真っ暗になった場合の対処法として、3本指でトリプルタップする方法を。読み上げをしなくなった場合の対処法として、3本指でダブルタップする方法を説明させていただきました。

 もし、同じような症状になった方は、お試しください。


 基礎講座では、文字入力の方法として、①音声入力、②スプリットタップによる入力、③ダブルタップによる入力について練習しました。

 音声入力だけで事足りてしまえば、それだけで良いのですが、誤字や聞き取りミスなどがあるので、スプリットタップ入力もしくはダブルタップ入力のどちらかを習得する意味で3つの方法を説明させていただきました。


 皆さん、慣れない入力法だったので、苦戦されていました。。。

 次回はメッセージ(ショートメール)、その次はメールアプリと文字入力を必要とする内容が続きますので、この3回である程度慣れていただきたいと思っています。


 次回のICTセミナーは8月8日(日)に開催いたします。基礎講座のテーマは、上にも書きましたが、「メッセージの使い方」について練習していきたいと思います。

 興味のある方は、ご参加ください。


ここまで

香川県網膜色素変性症協会

香川県網膜色素変性症協会(略称JRPS香川)の公式ホームページです。 中途失明の原因となることが多い網膜色素変性症およびその類似疾患の、啓発活動と自立を促進する活動を行っています。正会員は、この目的に賛同して入会した網膜色素変性症等の患者及びその家族(個人に限る)、医療従事者及び支援者 です。 当会の本部は公益社団法人 日本網膜色素変性症協会です。

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