目が見えない・見えにくい人のためのICTセミナー(令和4年度 第6回)のご報告

 令和4年9月4日 日曜日に、香川県社会福祉総合センター6階 OA研修室において、目が見えない・見えにくい人のためのICTセミナーを開催いたしました。参加者は13名でした。

 今回のテーマは、「メールの使い方」について練習していきました。


 最初の声出しでは、

〇「荷物を届けたが不在でした。」といった身に覚えのないメールが届くことがある。

〇Siriからラインで特定の人に送ることが出来ない。(「ラインには〇〇さんという人はいません。」と言われる。)

〇特定の人にSiriで電話が出来ない。

といったお話がありました。


 「荷物を届けたが不在でした。」というメールについては、迷惑メールですので、返信したりURLから入らない様にしてください。

 Siriから特定の人にラインや電話が出来ない事については、晴眼の方に見ていただいて、「〇〇という人がいません。」と言われた時の漢字を確認いただいて、登録をその漢字で登録すると解消する場合もあります。(出来ない場合もあります。)


 本題のメールの使い方については、前回のメッセージとほとんど同じです。件名があったり、送信ボタンの位置が違うなどはありますが、ほぼ同様の操作で送ることが出来ます。

 メールについても、まずはSiriで送る方法をマスターしてください。余裕がある方はアプリから送る方法にもチャレンジしてみていただければと思っています。

 ICTセミナーの際にはよく言っていますが、全ての方法をマスターする必要はありません。最低限のやり方を覚えていただいて、余裕が出来たら少し高度なやり方を覚えるといった順序で良いと思っていますし、必要なければ覚えなくても良いと思っています。

 後は、セミナーの時だけやって、ずっとやっていないと忘れてしまいますので、家でもちょこちょこ練習いただけたらと思います。


ここまで

香川県網膜色素変性症協会

香川県網膜色素変性症協会(略称JRPS香川)の公式ホームページです。 中途失明の原因となることが多い網膜色素変性症およびその類似疾患の、啓発活動と自立を促進する活動を行っています。正会員は、この目的に賛同して入会した網膜色素変性症等の患者及びその家族(個人に限る)、医療従事者及び支援者 です。 当会の本部は公益社団法人 日本網膜色素変性症協会です。

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