【行事報告】公渕公園 森さんぽ

 令和6年10月13日 日曜日に、爽やかな秋晴れの空の下、素敵なメンバーでおでかけ行事を行いました。

 「森さんぽ」 と題したこのイベントは、みとよ視覚障害者支援センターひかりと合同で、音や香り手触りなど五感をフル活用して自然を楽しんでもらおうと企画したものです。

 当日会場の香川県公渕森林公園に集まったのは、森林インストラクターでガイド役の横山昌太郎氏(よこやましょうたろう)をはじめ、家族や支援者を含め約50名でした。


 午前中はゆっくりと園内を散策しながら、草花や樹木の種類による歴史や生態分布を教わったり、落葉樹と常緑樹で葉っぱの造りが違うなど、植物の専門的な話を聞きました。また、ドングリや落ち葉を拾ったり、鳥のさえずりを聞いたり木々の香りをかいだりして、秋の森林を楽しみました。

 上空では夏から秋にかけて現れる混群が確認できました。混群とは、エナガ・ヤマガラ・コガラ・シジュウカラ・メジロなどが群れて移動している状態だそうです。同時にいろんな鳴き声が聞こえるのでそれだと分かります。エサや天敵を見つけやすいなどの利点があるようです。

 私たち視覚障がい者もそれぞれの個性を持ち寄って、強く楽しく前進し笑顔の輪を広げていきたいと思います。


 午後からは芝生広場の木陰にレジャーシートを広げ、全員が声出しをした後、ASO.BITの山口氏が持参し紹介してくれた、「音楽が止まればボタンを早押しする対戦ゲーム」で盛り上がり、おでかけ行事を無事に終えることが出来ました。


 お世話になった皆様、本当にありがとうございました。


 今後、12月1日はブラインドスポーツ体験会、1月26日は新年交流会、2月8日はブラインドメイク&ヘッドスパなどの行事を開催予定です。

 皆様お楽しみに~~~!!


by 裏屋島やっ太郎



ここまで

香川県網膜色素変性症協会

香川県網膜色素変性症協会(略称JRPS香川)の公式ホームページです。 中途失明の原因となることが多い網膜色素変性症およびその類似疾患の、啓発活動と自立を促進する活動を行っています。正会員は、この目的に賛同して入会した網膜色素変性症等の患者及びその家族(個人に限る)、医療従事者及び支援者 です。 当会の本部は公益社団法人 日本網膜色素変性症協会です。

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