平成31年度 第9回 ICTセミナーのご報告
令和2年2月15日(土)にサンポートホール52会議室におきまして、平成31年度 第9回 iCTセミナーを開催いたしました。参加者は22名でした。今回は香川県の会員だけではなく、岡山県の会員様もご参加をいただきました。遠路よりご参加いただき、ありがとうございました。
今回は「Seeing AI」と「曲認識 oto-Mii」のアプリの紹介がテーマでした。
「Seeing AI」は書類に書かれている文字を読んだり、紙幣や色の認識、風景の説明などができるアプリです。「短いテキスト」、「ドキュメント」、「製品」、「人物」、「通貨」、「シーン」、「色」、「ライト」の項目があります。
「短いテキスト」では、カメラで写している範囲の文字を読んでくれます。写真を撮る必要はありませんが、認識度はあまり高くないようです。郵便物の差出や題目を大まかに確認する際に使用できるかと思います。
「ドキュメント」では、写真を撮ってから文字変換を行います。写真を撮る際にも音声で「左下隅が表示されていません。」など指示をしてくれるので、合わせやすいと思います。全体が表示されていると「そのまま」と言って、自動でシャッターを押してくれます。ただ、先生曰く、認識度はグーグル翻訳の方が高いそうです。
「製品」では、製品に付いているバーコードにカメラを向けると、自動で認識して商品を教えてくれます。しかし、現状では対応していないバーコードも多いそうです。
「人物」では、カメラを向けた時に、事前に登録している人が入っていると「〇〇さんがいます。」と教えてくれます。登録していない人の場合は特徴などを教えてくれます。
「通貨」では、お金にカメラを向けると、それがどのお金なのかを教えてくれます。ただ、紙幣は読んでくれますが、硬貨は読みませんでした。
「シーン」では、写真を撮ると、その風景の説明をしてくれます。先生が信号機の色を教えてくれるか試したそうですが、ダメだった様です。説明も大雑把なので、どのくらい使えるのかは疑問です。
「色」では、物にカメラを向けると色を教えてくれます。しかし、中心付近の色しか判別しないので、カメラを向けるコツが必要かと思います。また、光の当たり具合も影響しそうなので、あくまで参考程度になるかと思います。
「ライト」では、カメラを向けたところの明るさを音の高低で教えてくれます。暗いと音は低く、明るいと音が高くなります。電気の消し忘れなどの確認で使うのでしょうか?
これらの説明があった後は、それぞれの課題に取り組む時間となりました。今回は人数も多かったのですが、それぞれ分かる内容を分からない人に教え合って、良い雰囲気になったのではないかと思います。
次回のICTセミナーは3月14日(土)に開催されます。今年度最後のICTセミナーとなりますので、皆さんのご参加をお待ちしております。
最後になりましたが、遠路よりご参加いただきました、JRPS岡山の会員の方々、ご参加いただきまして、ありがとうございました。またお時間がございましたらご参加いただければと思います。よろしくお願い申し上げます。
ここまで
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