【行事報告】ヤングマン茶話会「you ゆう club」(令和7年3月)

 2025年3月22日 土曜日 20時から22時 ゆうゆう茶話会


 またまた、楽しいzoom茶話会に参加しましたョ!

 自分も含め、視覚に障害(不便だけど不幸ではない)を持つ、前向きな当事者9人と、そんな私たちを支援してくださる方2名の参加でした。

 香川県だけではなく、島根県、広島県、徳島県、愛媛県からの参加者も居て、様々な近況や時事、人生をゆる〜く語り合いました。


 その中で、ロービジョンケア・外来についての話題をピックアップして紹介します!

※:ロービジョン外来・ケア?

 ロービジョン外来は、視力が低下しているものの、完全な失明には至らない視覚障害者に対して、視覚リハビリテーションや支援を行う専門的な診療科です。視覚障害が日常生活に与える影響を軽減するため、患者に適切な支援方法や機器(拡大読書機、音声ガイド、特殊眼鏡など)の提案・調整を行います。

 ロービジョンケアは、視覚障害を持つ人々が、可能な限り自立した生活を送れるよう、リハビリや生活支援、精神的サポートを提供することを指します。※


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★愛媛の参加者コメント

・技術の進歩と導入

 スマート技術(AIを活用した視覚補助技術など)の進化により、視覚障害者の生活の質を向上させる新しいツールが登場しています。これを医療機関に導入し、患者に最新技術を提供することが重要です。


・専門スタッフの育成

 ロービジョン外来には、視覚リハビリテーションの専門家や心理的サポートを行えるスタッフの育成が求められます。医師だけでなく、視覚支援に熟練した専門家が関わることで、より多角的な支援が可能になります。


・多機関との連携強化

 視覚障害者に対するケアは、医療、福祉、教育が一体となった支援が必要で、特に、福祉機関や地方自治体との連携を深めることで、患者の生活全般をサポートできる体制が整います。


・啓発活動の推進

 視覚障害に対する理解を深め、社会全体での支援を促進するために、一般の人々や医療従事者向けの啓発活動が重要だということ。

 これらの取り組みが進むことで、視覚障害者がより自立し、充実した生活を送るための支援が充実することが期待されます。


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 今回、ロービジョンについての、希望や展望・あるべき方向性について深く考えさせられました。

 私自身も、何か社会参加するために どうしたら良いのか、ロービジョンを通じて、前のめりになりながら進んでいきたいと思いました!


 恒例のなぞなぞクイズも、頭の体操ができて頭のコリがほぐれました。※(個人の感想)※

★次回:4月26日(土)も楽しみにしていまーす"(-""-)"


以上

医療・福祉・教育の連係を掲げている、愛媛県のロービジョンの現在を聞けました。



ここまで

香川県網膜色素変性症協会

香川県網膜色素変性症協会(略称JRPS香川)の公式ホームページです。 中途失明の原因となることが多い網膜色素変性症およびその類似疾患の、啓発活動と自立を促進する活動を行っています。正会員は、この目的に賛同して入会した網膜色素変性症等の患者及びその家族(個人に限る)、医療従事者及び支援者 です。 当会の本部は公益社団法人 日本網膜色素変性症協会です。

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