JRPS香川 QOL交流会のご報告

 令和元年8月4日(日)に香川県社会福祉総合センター6階 第1研修室におきまして、JRPS香川 QOL交流会を開催いたしました。参加者は18名でした。テーマは「年に一度は考えよう 防災!」ということで、当会会員で、自称 アマチュア気象愛好家の道久さんを中心に防災について考えました。

 最初の声出しで、「避難所での生活について」、「避難した方が良い場合と避難しない方が良い場合について」、「避難所の方が危ない場所にあるのですが…」、「非常持ち出し袋に準備するものは?」といった質問が挙がりました。

 その後、道久さんから防災の基礎的な内容の説明がありました。以下にポイントをいくつか挙げておきたいと思います。


〇連絡先などの情報(NHK もしもブックなど)を財布などと一緒に持っておく。

 NHK そなえる防災 もしもブックURL:https://www.nhk.or.jp/sonae/moshimo/pdf/moshimobook.pdf

〇今年から警戒レベルが5段階で発信されている。

  ・警戒レベル1:心構えをする

  ・警戒レベル2:避難行動準備

  ・警戒レベル3:高齢者・障害者避難

  ・警戒レベル4:全員避難

  ・警戒レベル5:すでに災害発生

〇自分の住んでいる地域を知る。

  ・過去に大きな災害がなかったか?お年寄りから聞く。

  ・山、川、海、崖が近くにないか?

  ・建売なのか、大工さんが建てたのか?

〇土嚢は玄関先に。玄関を超える水は土嚢では防げない。

〇避難が困難な場合は2階などの高い場所の、山などから反対側で待機し、カーテンをする。

〇台風の際には、飛びそうなものは片づける。

〇西に向いて移動する台風は、勢力を強めながら移動しているため注意!

〇神社は安全な場所に建っていることが多い。

〇出先で非難する場所として、ショッピングモールやホテルが良い。頑丈で食料もあるため。

といったお話がありました。


 休憩を挟んで、クイズを交えながら茶話会形式でお話をしました。津波の経験をされた方の経験談をお話いただいたり、避難生活についての実験を行った方の結果などのお話もあり、いろいろな知恵が身についたのではないでしょうか?

 カップラーメンも時間はかかるが、水で作ることができる。寒い時期にはレインコートを着ると寒さを凌げる。スプーンで缶切りができるといったお話もありました。


 近年、日本では毎年のように災害が発生しています。他人事とは思わずに、常に防災について考えて行く必要を改めて考えさせられた会になったのではないでしょうか?今後も年に1回は防災について皆さんでお話しする機会を設けようと思っております。

香川県網膜色素変性症協会

香川県網膜色素変性症協会(略称JRPS香川)の公式ホームページです。 中途失明の原因となることが多い網膜色素変性症およびその類似疾患の、啓発活動と自立を促進する活動を行っています。正会員は、この目的に賛同して入会した網膜色素変性症等の患者及びその家族(個人に限る)、医療従事者及び支援者 です。 当会の本部は公益社団法人 日本網膜色素変性症協会です。

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