チャレンジド・ヨガ 高松 令和元年9月クラスのご報告

 令和元年9月29日(日)に香川県社会福祉総合センター6階 和室研修室におきまして、チャレンジド・ヨガ 高松 令和元年9月クラスを開催いたしました。参加者は5名でした。

 今回のテーマは「体の軸を感じて、歩けるようになろう!」でした。また、インストラクターには7月にもご指導いただいた矢部先生をお招きしました。

 普段歩いている時に、真っすぐ歩いているつもりでも、斜めに歩いていることがあるかと思います。「歩く」というと、足を主に使っていると思っている方が多いと思いますが、近年では靴が良くなっているので、あまり足は使っておらず、体の軸を使って歩かないとどちらかに偏って歩いてしまうという事だそうです。

 「体の軸を感じる」という事ですが、「体幹」を鍛えることによって体の軸を感じやすくなるという事で、体幹を鍛える運動を教えていただきました。

 壁に背中を向けて、中腰になったときにお尻が壁に当たるか当たらないかぐらいの位置に立ちます。壁は後ろに倒れそうになった時の保険となります。そこで膝を地面と平行になるぐらいまで曲げて、空気椅子をします。その時に手で膝を下に押します。すると、「足の裏で地面を押す」感覚が分かると思います。 その後、太ももの付け根を内側から手で掴み、腕を突っ張り棒の様に太ももを押しながら膝を曲げていきます。すると、お腹の下に力が入っていくと思います。

 この2つを感じることが出来るようになったら、手を斜め前に挙げた状態で膝を曲げていきます。ポイントは上で記載した通り、「足で床を押す感覚」と「お腹の下に力が入っている感覚」です。これが「椅子のポーズ」となります。

 次に「山のポーズ」に移ります。

 足をくっ付けた状態で親指をかかとが平行になるように立ち、足の指を少し開きます。この状態で自然に手を横に下ろします。ここで肩の力を抜くのですが、そのために親指を小指をくっ付けて、3本の指を床に下ろす感覚です。すると、胸が張って、肩が自然に下がります。

 壁に直角に立ち、片手を壁に付けて立ちます。(倒れないための保険です)この時、足の裏で床を押す、お腹の下に力を入れることを注意します。ここからは左側に壁がある時を説明します。右に壁の場合は反対になります。この状態で壁と右足をつま先立ちにして左足に沿わせます。すると、重心が左足側にずれます。そのまま、右足を上げていきます。可能な人は太ももあたりまで上げます。この状態で両手を上に上げます。手を上げるのが難しい人は、左手を壁から離すだけでも構いません。(フラつく様なら壁を触ったままでも良いです。)

 これら2つのポーズは、「足で床を押す」、「お腹の下に力を入れる」という2つのポイントが重要です。これらのポイントが体幹を鍛えることになり、「体の軸を感じる」ことになるそうです。

 歩く時には、地面に付いている方の足でしっかり地面を押す・蹴る。体幹を感じながら(お腹の下に力を入れる)歩くと体がブレにくくなると思います。

 皆さんも試してみてください。

 文字だけでは分かりにくいと思いますので、先生に直接指導していただきたい方はチャレンジド・ヨガに参加いただければと思います。


ここまで

香川県網膜色素変性症協会

香川県網膜色素変性症協会(略称JRPS香川)の公式ホームページです。 中途失明の原因となることが多い網膜色素変性症およびその類似疾患の、啓発活動と自立を促進する活動を行っています。正会員は、この目的に賛同して入会した網膜色素変性症等の患者及びその家族(個人に限る)、医療従事者及び支援者 です。 当会の本部は公益社団法人 日本網膜色素変性症協会です。

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