目が見えない・見えにくい人のためのICTセミナー(令和3年度 第2回)のご報告

 令和3年6月20日(日)に、香川県社会福祉総合センター6階 第1研修室において、目が見えない・見えにくい人のためのICTセミナー(令和3年度 第2回)を開催いたしました。参加者はサポーターを含めて11名でした。

 香川県内の新型コロナウイルス感染者増加による、県独自の緊急事態宣言の発令により、5月の開催が中止となり、2か月ぶりの開催となりました。当日まで宣言は続いていましたが、直近3週間定の感染者の減少を考慮して、役員会にて開催する事といたしました。


 今回の基礎講座のテーマは、「電話のかけ方」でした。

 携帯電話としてアイフォンを持つ上で欠かせない機能が電話です。前回の基本操作を駆使して、電話をかける練習を行いました。

 最初の声出しで、電話帳への登録についてのお話も出たのですが、登録には文字入力が必要となり、その内容は次回に予定をしているので、今回は行いませんでした。


 電話のかけ方についてですが、①Siriを使った電話のかけ方、②連絡先アプリからの電話のかけ方、③掛かってきた電話の受け方、④電話の切り方を練習しました。

 基本的にはSiriを使って電話をかければ良いのですが、ご認識などのよって、正確にかけられない場合もありますので、連絡先アプリからかける方法も練習しました。

 Siriから上手くかけられない場合の対処法として、登録の仕方を変えるという方法も紹介しました。(例えば、茂木さんを「森さん」と認識されてかけられない場合には、先生をされている方だったら「茂木先生」と登録するなど)


 次回のICTセミナーは7月11日(日)に開催いたします。基礎講座のテーマは「文字入力の仕方」ということで、メールや電話帳を登録する上で必要なスキルとなりますので、頑張って練習していきましょう!


ここまで

香川県網膜色素変性症協会

香川県網膜色素変性症協会(略称JRPS香川)の公式ホームページです。 中途失明の原因となることが多い網膜色素変性症およびその類似疾患の、啓発活動と自立を促進する活動を行っています。正会員は、この目的に賛同して入会した網膜色素変性症等の患者及びその家族(個人に限る)、医療従事者及び支援者 です。 当会の本部は公益社団法人 日本網膜色素変性症協会です。

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